【1】 完全室内飼いの厳守。 |
放し飼いでの病気や怪我、事故死などが後を絶ちません。野良猫やよその放し飼いの猫との喧嘩・接触による重篤な病気感染も深刻です。放し飼いは人間同士の「ご近所トラブル」の元ともなります。首輪をしていない場合には野良猫として捕獲され、処分場へという事もありえます。猫は決して放し飼いにせず、室内での飼育をお約束下さい。
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【2】 避妊、去勢手術の実施。 |
猫は生後1年未満で交尾できるようになり、年に4回ほど発情します。その度に7頭前後の子猫を産みます。万が一の妊娠を防止(雄の場合も外で妊娠させるのを防止)して下さい。
なお、発情によるストレスは猫を苦しめますし、生殖器の病気のリスクもあります。
これ以上不幸な命を増やさない為、オスもメスも、不妊手術は必ず行って下さい。
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【3】現在、自己所有物件にお住まいの方。 |
ペット不可の住宅での飼育はトラブルのもとになりますのでお断りしております。
また、ペット可であっても、壁や柱や家具に傷をつけられたり家を汚されたりすることもありますので・・・・・
転居の可能性のある方は、仮に転居しても必ず飼い続けることができますか?
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【4】 一人暮らしでは無く、猫を迎える事に同居者全員が賛成であること。 |
現時点だけでなく、今後ずっと猫が寿命を迎えるまでの間、自分がいなくても積極的に猫の世話をしてくれる家族がいますか?
結婚で家を出たり、妊娠出産でペットを処分するケースも多いのです。万が一、将来あなたが猫の世話ができなくなった時、家族の中で世話をしてくれる人はいますか?あなた以外のご家族全員が、猫を家族として愛し、喜んでお世話してくれますか?
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【5】 同居者全員に、猫アレルギーがないこと。 |
猫アレルギーでも軽度であれば、室内を清潔に保つ事で猫と一緒に暮らすことは可能です。
しかし重度の場合、ご本人が大変な苦痛を味わい、猫も人間も不幸になります。
喘息やアトピー、皮膚炎などアレルギー体質の人が血縁者にいる場合、ご自身も含めて一度病院で猫アレルギーがないか調べて下さい。
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【6】 金銭面に余裕があり、病院にも連れて行けるご家庭。 |
猫との暮らしには、お金がかかります。餌代、トイレ砂、医療費など年間数万円の出費を覚悟して下さい。
●餌:安いフードは安いなりの品質で、餌が原因で病気になる場合もあります。
●医療費:不妊手術(2万円前後)、年一回のワクチン(5千円前後)、怪我や病気の病院代。
「お金がない」という理由で可哀想な思いをさせる事だけはやめましょう。
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【7】 石川県・富山県にお住まいのご家庭。 |
譲渡後もフォローできる範囲にお住まいの方を対象として譲渡しています。
譲渡地域は「石川県・富山県」とし、「石川県庁から片道1時間半圏内にお住いの方」に限らせていただきます。(参考:MapFanWebルート検索)
また、現在は石川富山にお住まいであっても、今後石川富山以外に転居予定の方には譲渡することができません。
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【8】 ワクチン、不妊手術等必要経費の一部負担していただける方。 |
保護猫たちは、それぞれに必要な医療処置をしております。
猫一頭保護するのに必要な経費は以下の通りです。
(1)検便検査、身体検査、ノミ・ダニ・回虫等寄生虫駆除薬の投与。
(2)獣医師による健康診断、3種混合ワクチンの接種。
(3)猫エイズ(FIV)と白血病(FeLV)の血液検査(特に不安要素がある成猫のみ)
(里親希望様の要望でこちらで実施する場合、費用は実費請求となります。5千円~)
(4)体重2kgを超えた猫(生後半年が目安)には、不妊手術の実施。
(5)毎日のエサ代・トイレ代。
(6)病気の場合は通院・入院治療費。
※上記は特別なものではなく、どなたが保護した場合にも普通にかかる経費です。
保護期間にかかったトータル費用は猫によって異なりますが、里親様には以下の通り、費用の一部負担をお願いしております。
●成猫の場合:一律2万5千円負担。
●子猫の場合:3千円~9千円(不妊手術は里親様にて実施)
負担金を頂くことで、新たな猫の保護をしたり、不妊手術活動を進めることができます。
猫の健康や、繁殖防止にご理解下さい。
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【9】 最後まで愛情と責任を持って飼って下さる方。 |
猫は15~20年ほど生きます。
病気になったり、老いれば介護が必要になりますが、手がかかるという理由で処分しないで下さい。
猫が寿命を全うし、その生涯を終えるまで、最後まで見捨てることなく愛情を持って飼い続けて下さい。 |
【10】 譲渡後も近況報告をして下さる方。 |
メールやブログなどで報告をお願い致します。 |